IT製品やソフトウエアの輸入販売などを手掛けるテリロジー(東京都千代田区)は9日、ベトナムのハノイ通信会社(ハノイテレコム)のセキュリティー機器販売子会社ベトナム・サイバースペース・セキュリティー・テクノロジー社(VNCS)と、ハノイ市に合弁会社を設立したと発表した。同国に法人向けセキュリティー製品を売り込み、初年度に売上高100万米ドル(約1億円)を目指す。

「VNCS・グローバル・ソリューション・テクノロジー」を2月26日に設立した。資本金125億ドン(53万米ドル、約6,000万円)で、出資比率はテリロジーが20%、VNCSなどベトナム側が80%。

政府主導でセキュリティー強化が進む中、セキュリティーを中心にした情報通信技術(ICT)サービスやソリューションを政府官庁や金融機関向けに販売するとともに、進出する日系企業の需要拡大にも対応する。

テリロジーが海外に合弁会社を設立したのは初めて。広報担当者は「2019年3月期の売上高36億6,000万円はほとんど日本国内が占めているが、海外事業の可能性を見ていきたい」と話した。